きりしまノート

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旅先で聞いた話・歴史の断片・宇宙や図形のこと。おもいつくままに。

音楽と人のぬくもりにふれる午後—イテナカフェ ジャズコンサート
音楽・イベント2025-08-01

音楽と人のぬくもりにふれる午後—イテナカフェ ジャズコンサート

イテナカフェ ジャズコンサート 〜大人の午後にぴったりの音楽時間〜

春のやさしい日差しに包まれた午後、大阪・東住吉区の北田辺集会所で開催された「イテナカフェ ジャズコンサート」が行われました。テーマは「トラディショナルジャズトリオの響きをやすらぎの空間で」。2025年4月19日(土)のこのイベントは、懐かしく心に染みわたるような音楽の時間となりました。

出演者紹介 〜音楽人生がにじむ3人の実力派〜

クラリネット:吉川 裕之さん

吉川さん

1970年、日本万博の年にジャズクラリネット奏者として音楽人生をスタート。アメリカのニューオーリンズで本格的に活動し、帰国後は「South Side Jazz Band」などで活躍。現在も多くの若手演奏家の育成やイベントプロデュースに取り組まれています。長い経験と深い情熱がクラリネットの音色に感じられました。

ピアノ:尾崎 善康さん

1954年三重県生まれ。京都外大軽音楽部卒業。独特のリズム感と軽やかなタッチで、時に繊細に、時に力強く音を紡ぎます。世界各地のジャズフェスに出演し、本場「ニューオリンズ」名誉市民の称号を持つ実力派です。

コントラバス:廣田 昌代さん

廣田さん

大阪府堺市出身。10代でベースを始め、ジャズとクラシックの両方を修めた演奏家。民族音楽やジャズの伝統を織り交ぜながら、時にアルコ(弓弾き)も使って多彩な表現をされます。落ち着いた姿勢のなかに、芯のある音が響きました。

コンサートの様子と雰囲気

開演は15:00。50代〜70代を中心にした大人の観客で会場は満ちていました。

演奏が始まると、空間がふっと柔らかく変わります。吉川さんのクラリネットが優しく旋律を奏でると、尾崎さんのピアノがそれに寄り添い、廣田さんのベースがゆるやかに支える…。一音ごとに丁寧に紡がれる音楽に、気がつけば心がほぐれていました。

美味しいコーヒーとお菓子のサービスもあり、観客は音楽とともにくつろぎのひとときを楽しんでいました。

投げ銭スタイルのあたたかさ

このコンサートは「入場無料・申込不要」。その代わり、会場には演奏者への感謝の気持ちを込めた投げ銭箱が設置されており、多くの方が静かに協力されていたのが印象的でした。こうしたスタイルは、演奏者と観客の距離をより近づけてくれます。

ちょっとだけ気になったこと

一点だけ…座席が少し硬めで、長時間座っていると腰にきました。次回はクッションを持参すると、さらに快適に過ごせそうです。

最後に:また聴きたくなる場所

「イテナカフェ ジャズコンサート」は、音楽好きの大人が気軽に集まれる、とても素敵な場所です。演奏の質の高さはもちろん、演奏者の人柄、会場の温かさも含めて、心からリフレッシュできる空間。次回もぜひ参加したい。そんなふうに思わせてくれる午後のひとときでした。